わたしから かけがえのないあなたへ。そして、未来の私へ。1枚の写真が私にくれた幸せ。
「撮っておいてよかった写真」について、
20歳の息子さんをもつお母さんにインタビューをしました★
男の子って小さなときはほんとにかわいくて、愛しいですよね。
でも大きくなるとやっぱり悪さをしたり、周りに迷惑をかけたりするんですよね。
母親として、周りにどんなに頭を下げても、
「この子のことを信じなければ」と思うんですけど、胸が苦しくなる思いが何度もあって。
顔を合わせると、息子は私に素直になれなくて、私はこの子に一番大切なことをどう伝えるべきか、考えているとまた1日がすぎて。
そんな日々を支えてくれたのは、1枚の写真でした。
たった1枚、ずっとリビングに飾ってある小さなころの兄弟の写真。
写真の中で無邪気に笑う息子の笑顔は、何度も助けてくれました。
「この子は、絶対に大丈夫」そう勇気づけてくれるのです。
息子がまだ中学生になるまでは、毎年のお誕生日会をしていました。
1歳・1歳年を重ねて行く子供たちと、ケーキとプレゼントを並べて、写真を撮ります。
その写真を毎年のお誕生日会で見返して、「大きくなったね」とか「このころのこと覚えてる?」とかアルバムを出してきて話すんです。そのころの生活や今年はどんなことしたいとか、話に花が咲きました。
そんな、日常が、当たり前…なんてその時も思っていなかったけど、やっぱり大きくなると進路の関係で、離れて住んだり、心配事が増えたり、当たり前ではなくなって来るんですよね。
そんな日々を写真に残しておくから、いつも思い出がよみがえって、家族を感じることができます。
2人兄弟ですが、写真館で写真を撮ったのは1回だけなんです。
それは、お兄ちゃんが5歳・弟が3か月の時でした。
しかも転勤族だった私たち家族は、土地勘もなく、さらにパパは仕事が忙しくて、
私1人で生まれたての子供と、やんちゃな盛りの5歳児を連れて、写真館に行きました。
最初は、「ちゃんと撮れないだうろな。」って思ってたんですけど、
なんか・・子供たちも新鮮だったのか、ちょうどいい緊張感で、奇跡的に写真が撮れたんです。そのときは、「5歳の節目、お食い初めの節目、写真をとれてよかったな」って思っただけでしたが、今になるとこの写真達が私をどれだけ救ってくれたか。それから15年。今年長男は20歳、次男は17歳。
今まで1枚の写真に救われてきた私ですが、また今年、大きな節目を迎えるので家族写真を撮りたいって思います。
次男の袴姿を残していないのです。
七五三の風習を私が、重視していなかったこともあり、写真を撮ってあげれなかったんです。
「また今度でいいか」「写真を撮らなくても、別にいいか」と思ってて
20年後、私がこんなに写真に助けられると思っていなかったし、
こんな気持ちになるなんて思っていなかったから
当時の私に戻れるなら伝えたいことがあります。
「必ず、写真が助けてくれるし、その1枚が私をどれだけ支えてくれるか」
お兄ちゃんと同じようにしてあげたら良かった。この写真があるから、「ちゃんとしてあげた」って思えるし、お兄ちゃんも弟もちろん同じように、愛情を注いできたし、どっちが大事なんて全くなく、どっちも大事なんだけど
あの1枚があるだけで、「僕のはないの?」って弟が聞いてくるんです。
「ごめんねー」って笑いながら話をするけど、今となっては、なんで撮らなかったんだろうって、思うんです。
下の子が20歳を迎えるとき、袴を着せて、写真を撮りたいっていまはすごく思っているんです。
もちろん男の子だから、「いやだ」っていうかもしれないけど、
母親としてはしておきたくて
あの時、5歳の時に撮らなかった私自身を許すっていうか、
君のことも十分に愛しているって、伝えたくて。
節目で記念撮影をしておくということがどんなに大事か
家族の歴史を刻み、子供たちへの愛情表現を写真が担っているんだと思います。
・・・・ちなみにお客様、20歳のご成人で、弟様の撮影に来ていただけました。
ご家族そろって「うれしいーーーーーー^^」ととっても幸せそうなお母さま。と照れているご家族。
後日アルバム「また宝物が増えました」とメッセージをいただきました。
私たちも幸せな気持ちになりました。
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